代謝・遺伝疾患

ツェルウェガー症候群

Zellweger Syndrome

概要

PEX遺伝子群変異によるペルオキシソーム形成障害を原因とする最重症のペルオキシソーム病。新生児期から神経発達障害・肝障害・特徴的顔貌を呈し、早期に死亡する重篤な疾患。

主な症状

  • 特徴的顔貌(広い大泉門・高い額・眼間開離)
  • 重篤な低緊張・反射消失
  • けいれん発作
  • 肝腫大・肝機能障害
  • 網膜色素変性・視力障害
  • 聴覚障害
  • 腎嚢胞

🔬原因・メカニズム

PEX1・PEX6・PEX12等のPEX遺伝子群変異によりペルオキシソームの生合成が障害される。VLCFA代謝・プラスマローゲン合成・胆汁酸合成等の多種代謝が障害される。

🩺診断方法

血漿VLCFA・フィタン酸・プラスマローゲン等の複数のペルオキシソーム機能指標測定。PEX遺伝子パネル検査。皮膚線維芽細胞でのペルオキシソーム機能検査。

💊治療法

根本治療なし。対症療法(抗てんかん薬・栄養管理・胆汁酸補充)のみ。

📈経過・予後

重症型(ツェルウェガー)は生後1年以内に死亡することが多い。軽症型(新生児副腎白質ジストロフィー・乳児レフサム病)は比較的長命。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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