内分泌疾患

ウォルフラム症候群

Wolfram Syndrome

概要

WFS1またはCISD2遺伝子変異による稀少常染色体劣性遺伝疾患。糖尿病・視神経萎縮・尿崩症・難聴(DIDMOAD症候群)を来し、進行性の神経変性を伴う。

主な症状

  • 小児期発症1型様糖尿病(自己抗体陰性)
  • 視神経萎縮(視力低下・色覚異常)
  • 中枢性尿崩症
  • 感音性難聴
  • 神経変性(小脳失調・脳幹萎縮)

🔬原因・メカニズム

WFS1遺伝子変異(小胞体ストレス応答・カルシウム恒常性)による膵β細胞・神経細胞の変性。常染色体劣性遺伝(まれに優性変異でWFS1関連疾患)。

🩺診断方法

DIDMOAD症状の組み合わせ・WFS1遺伝子検査。MRI(脳幹・小脳萎縮)・聴力検査・視野検査・内分泌検査。

💊治療法

根本治療なし。インスリン療法(糖尿病)・デスモプレシン(尿崩症)・補聴器(難聴)・視覚補助。神経変性への対症療法。

📈経過・予後

神経変性が進行し30〜40代で呼吸不全・腎不全等で死亡することが多い。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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