免疫・自己免疫疾患指定難病 第65

ウィスコット・アルドリッチ症候群

Wiskott-Aldrich Syndrome

概要

WAS遺伝子変異によるX連鎖性の原発性免疫不全症。微小血小板減少性紫斑病・湿疹・免疫不全の三徴を呈する。自己免疫疾患・悪性腫瘍(リンパ腫等)の合併リスクが高い。造血幹細胞移植が根治療法。

主な症状

  • 血小板減少・出血傾向(点状出血・血便)
  • 難治性湿疹(アトピー様)
  • 反復感染(細菌・ウイルス・真菌)
  • 自己免疫疾患(溶血性貧血・腎炎)
  • 悪性リンパ腫のリスク増大

🔬原因・メカニズム

WAS遺伝子(Xp11.23)変異によるWASP蛋白欠乏または機能異常。X連鎖性劣性遺伝(男児発症)。WASPはアクチン重合調節に関与し、免疫細胞・血小板の機能に必須。

🩺診断方法

血小板数低下(微小血小板)・IgM低下・IgA/IgE上昇。WASPタンパク発現(フローサイトメトリー)。WAS遺伝子検査。

💊治療法

造血幹細胞移植(根治療法:早期施行が望ましい)。支持療法(抗生剤予防投与・免疫グロブリン補充・輸血)。スプレノクトミー(脾摘:出血対策)。遺伝子治療(臨床試験)。

📈経過・予後

未治療では生命予後不良(感染・出血・悪性腫瘍)。適切な時期に造血幹細胞移植を行えば長期生存が期待できる。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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