代謝疾患指定難病 第171

ウィルソン病

Wilson's Disease

概要

ATP7B遺伝子変異により銅の胆汁排泄が障害され、肝臓・脳・角膜等に銅が蓄積する常染色体劣性遺伝の代謝疾患。早期診断・治療で正常生活が可能。

主な症状

  • 肝障害(慢性肝炎・肝硬変・急性肝不全)
  • 神経症状(振戦・構音障害・精神症状・認知症)
  • カイザー-フライシャー輪(角膜への銅沈着:緑〜金褐色輪)
  • 溶血性貧血
  • 腎障害(ファンコニー症候群)

🔬原因・メカニズム

ATP7B遺伝子変異。常染色体劣性遺伝。銅輸送ATPaseの機能喪失により、銅の胆汁排泄が障害され臓器に蓄積する。

🩺診断方法

血清セルロプラスミン低値・尿中銅排泄増加・肝銅量測定・スリットランプ検査(KF輪)・遺伝子検査。

💊治療法

キレート療法(D-ペニシラミン・トリエンチン:銅排泄促進)・亜鉛製剤(銅吸収抑制)。食事制限(レバー・貝類・ナッツ等の銅含量の多い食品を制限)。

📈経過・予後

早期発見・治療継続で正常に近い生活が可能。無治療では肝不全・神経障害が進行する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...

詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。