血液疾患

T細胞大顆粒リンパ球白血病

T-Cell Large Granular Lymphocyte Leukemia

概要

大顆粒リンパ球(CD3+CD8+T細胞)のクローン性増殖を特徴とする稀な血液腫瘍。STAT3変異が多くの症例で認められる。好中球減少症による反復感染・貧血(赤芽球癆合併)・脾腫を特徴とし、関節リウマチや自己免疫疾患との合併が多い。

主な症状

  • 重篤な好中球減少症
  • 反復する細菌感染症
  • 貧血(赤芽球癆合併)
  • 脾腫
  • 関節リウマチ様関節炎
  • B症状(発熱・体重減少)

🔬原因・メカニズム

STAT3変異(30〜40%)・STAT5b変異(まれ)。慢性ウイルス感染(EBVなど)や自己免疫疾患との関連が示唆される。

🩺診断方法

末梢血・骨髄(大顆粒リンパ球のクローン性増殖)、フローサイトメトリー、T細胞受容体遺伝子再構成、STAT3変異検出。

💊治療法

無症状例は経過観察。症状例にメトトレキサート・シクロスポリン・シクロホスファミド。G-CSF(好中球増加)。

📈経過・予後

緩徐進行性で予後は比較的良好。感染症が主な死因。STAT5b変異型は攻撃的経過をたどることがある。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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