代謝・遺伝疾患指定難病 第256

スミス・レムリ・オピッツ症候群

Smith-Lemli-Opitz Syndrome

概要

DHCR7遺伝子変異による7-デヒドロコレステロール還元酵素欠乏症。コレステロール合成障害により多発奇形・知的障害・行動障害を呈する。2・3趾の合趾(皮膚性合指)と小頭症が特徴的。

主な症状

  • 小頭症・特徴的顔貌(上向き鼻孔・眼瞼下垂)
  • 2・3趾合趾
  • 多指症・外生殖器異常(男性)
  • 知的障害・発達遅滞
  • 自閉症様行動・自傷
  • 先天性心疾患・腎奇形(一部)

🔬原因・メカニズム

DHCR7遺伝子変異による常染色体劣性遺伝。7-DHCRの欠乏で7-デヒドロコレステロール(7-DHC)が蓄積し、コレステロールが低下する。コレステロールは細胞膜・ステロイド・ヘッジホッグシグナル等に必須。

🩺診断方法

血漿7-デヒドロコレステロール高値・コレステロール低値。DHCR7遺伝子検査。出生前診断(羊水・CVS)が可能。

💊治療法

コレステロール補充(卵黄・コレステロール製剤)。症状対応(心疾患手術・リハビリ・行動療法)。胆汁酸補充(研究中)。

📈経過・予後

軽症から重症まで幅広い。重症型は新生児期死亡例あり。生存例では知的障害・行動障害が主な課題となる。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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