神経・筋疾患指定難病 第3号
球脊髄性筋萎縮症(SBMA)
Spinal and Bulbar Muscular Atrophy
概要
アンドロゲン受容体遺伝子のCAGリピート異常伸長による成人男性に発症するX連鎖性運動ニューロン疾患。Kennedy病とも呼ばれる。30〜50歳代に発症することが多い。
+主な症状
- 四肢近位部の筋力低下・萎縮
- 球麻痺(嚥下困難・構音障害・舌の萎縮)
- 線維束性収縮(筋肉のピクつき)
- 感覚障害(しびれ・振動覚低下)
- 女性化乳房・精巣萎縮・勃起障害(内分泌異常)
🔬原因・メカニズム
AR(アンドロゲン受容体)遺伝子のCAGリピート異常伸長(36回以上)による毒性獲得型変異。X染色体劣性遺伝のため男性のみが発症し、女性は保因者。
🩺診断方法
遺伝子検査(AR遺伝子CAGリピート数の測定)が確定診断。筋電図(下位運動ニューロン障害パターン)・神経伝導検査(感覚障害確認)。
💊治療法
根治療法なし。リュープロレリン(GnRHアナログ:血清テストステロン低下)の臨床試験で一定の効果が示唆。リハビリテーション・嚥下管理・呼吸管理。
📈経過・予後
ALSと比べて進行が緩徐。多くの患者が発症後20〜30年にわたり歩行能力を維持できる場合もある。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。