血液疾患

本態性血小板血症(難治性)

Essential Thrombocythemia Refractory

概要

JAK2・CALR・MPL変異を有するBCR-ABL陰性骨髄増殖性腫瘍で、持続する血小板増多(>450×10^9/L)を特徴とする。難治性(標準治療抵抗性または不耐容)例は血栓・出血リスクが高く、骨髄線維症・AMLへの移行リスクも存在する。

主な症状

  • 血栓症(脳・心・腸管・四肢)
  • 出血(血小板機能異常による)
  • 頭痛・めまい・視覚障害(微小血管障害)
  • 脾腫
  • 掻痒感

🔬原因・メカニズム

JAK2 V617F(60%)・CALR(25%)・MPL変異(5%)による血小板産生亢進。CALR変異型はCALR野生型より血栓リスクが低いとされる。

🩺診断方法

血小板持続増多(450×10^9/L以上)、骨髄生検(巨核球増多・クラスタリング)、JAK2/CALR/MPL変異検出。

💊治療法

低リスク:アスピリン。高リスク(60歳以上・血栓既往):ヒドロキシウレア・アナグレリド。難治例:ルキソリチニブ・インターフェロンα。

📈経過・予後

血栓・出血の予防が重要。生命予後は比較的良好だが、骨髄線維症・AML移行例は予後不良。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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