代謝・遺伝疾患指定難病 第257

プロピオン酸血症

Propionic Acidemia

概要

プロピオニルCoAカルボキシラーゼ欠損による有機酸血症。新生児期の代謝性アシドーシス・高アンモニア血症で発症し、心筋症・基底核障害を来すことがある。

主な症状

  • 新生児期の嘔吐・哺乳不良・意識障害
  • 代謝性アシドーシス・ケトアシドーシス
  • 高アンモニア血症
  • 心筋症・QT延長
  • 基底核変性(ジストニア・舞踏運動)

🔬原因・メカニズム

PCCA・PCCB遺伝子変異によるプロピオニルCoAカルボキシラーゼ欠損。プロピオン酸・メチルクエン酸・3-ヒドロキシプロピオン酸が蓄積し多臓器障害を引き起こす。常染色体劣性遺伝。

🩺診断方法

新生児マススクリーニング(タンデムマス法:プロピオニルカルニチン高値)。尿有機酸分析・血液アミノ酸分析・酵素活性・遺伝子検査。

💊治療法

タンパク質制限食(イソロイシン・バリン・メチオニン・スレオニン制限)・L-カルニチン補充・ビオチン補充。急性期は高カロリー輸液・透析。肝移植が根本治療として有効。

📈経過・予後

早期介入で急性死亡を回避できる。長期的に心筋症・神経合併症・成長障害が問題となる。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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