希少遺伝疾患指定難病 第198

プラダー・ウィリー症候群

Prader-Willi Syndrome

概要

15番染色体父由来領域(15q11-q13)の機能消失による先天性インプリンティング疾患。新生児期の筋緊張低下・哺乳不良から、幼児期以降に過食・肥満・知的障害・行動障害へと症状が変化する。

主な症状

  • 新生児期の筋緊張低下(フロッピーインファント)・哺乳不良
  • 過食・肥満(2〜3歳以降に顕在化)
  • 低身長(成長ホルモン分泌不全)
  • 性腺機能低下症(陰茎・陰嚢低形成・停留精巣)
  • 知的障害・行動障害(こだわり・自傷行為)

🔬原因・メカニズム

父由来15q11-q13の欠失(約70%)・母由来UPD(UPD(15)mat:約25%)・インプリンティングセンター異常(約5%)。父由来SNRPN等の遺伝子群が機能しないことが病因。

🩺診断方法

メチル化解析(15q11-q13)でほぼ全例診断可能。欠失はFISH・マイクロアレイで確認。UPDはマイクロサテライト解析で同定。

💊治療法

成長ホルモン補充療法(身長・筋肉量・QOL改善)が中心。食事管理(過食・肥満対策)・行動療法・特別支援教育・性ホルモン補充(思春期以降)。

📈経過・予後

適切な管理で多くが成人に達する。肥満合併症(2型糖尿病・睡眠時無呼吸)と行動・精神症状が成人期の主な問題。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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