代謝疾患指定難病 第20

ポンペ病

Pompe Disease

概要

酸性α-グルコシダーゼ(GAA)の欠損・活性低下によりグリコーゲンがライソゾームに蓄積する遺伝性筋疾患。乳児型(IOPD)と遅発型(LOPD)がある。

主な症状

  • 進行性の近位筋筋力低下
  • 呼吸障害(横隔膜筋力低下)
  • 嚥下障害・言語障害
  • 乳児型:哺乳不良・心肥大・呼吸障害(生後数ヶ月で重症化)
  • 遅発型:成人期からの呼吸不全・歩行障害

🔬原因・メカニズム

GAA遺伝子変異。常染色体劣性遺伝。c.-32-13T>G(splicing変異)が遅発型に多い。

🩺診断方法

血液DBS(乾燥血液)でのGAA活性測定(新生児スクリーニング対象)・遺伝子検査・尿中グルコース四糖体(Glc4)測定・筋生検(ライソゾームグリコーゲン蓄積)。

💊治療法

酵素補充療法(アルグルコシダーゼα・アバルグルコシダーゼα)。早期開始が予後改善に重要。呼吸管理(NPPV・気管切開)・栄養管理・リハビリ。

📈経過・予後

乳児型は酵素補充療法により生存期間が大幅に延長。遅発型は治療で進行を遅らせることができる。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...

詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。