皮膚疾患指定難病 第225

色素性蕁麻疹(皮膚肥満細胞症)

Urticaria Pigmentosa / Cutaneous Mastocytosis

概要

皮膚に肥満細胞が異常増殖する疾患で、摩擦・熱・薬剤などの刺激でヒスタミンが大量放出され、膨疹・紅斑・かゆみ(ダリエ徴候)・アナフィラキシーをきたす。小児型(孤立性肥満細胞腫・色素性蕁麻疹)と成人型(全身性肥満細胞症)がある。KIT D816V変異が多数例に存在。

主な症状

  • 皮膚色素斑・丘疹
  • ダリエ徴候(摩擦で膨疹)
  • かゆみ
  • フラッシング
  • アナフィラキシー
  • 下痢・腹痛(ヒスタミン過剰)

🔬原因・メカニズム

KIT遺伝子(D816V変異)によるKITチロシンキナーゼの恒常的活性化。肥満細胞の異常増殖・蓄積。

🩺診断方法

皮膚生検(肥満細胞浸潤)、血清トリプターゼ値、骨髄生検(全身性評価)、KIT D816V変異検索。

💊治療法

H1/H2抗ヒスタミン薬・クロモグリク酸ナトリウム(肥満細胞安定化薬)。全身性肥満細胞症にはミドスタウリン・アバプリチニブ(KIT阻害薬)。アナフィラキシー時はエピネフリン。

📈経過・予後

小児型の多くは思春期までに自然消退。成人型は慢性経過で全身性移行に注意。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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