代謝・遺伝疾患指定難病 第235

ペルオキシソーム病(非レフサム型)

Peroxisomal Biogenesis Disorder

概要

PEX遺伝子群の変異によるペルオキシソーム形成障害(PBD:Peroxisomal Biogenesis Disorder)の総称。ツェルウェーガー症候群スペクトラム(ZSD)が代表的で、神経発達障害・肝疾患・感覚障害・骨格異常を呈する。

主な症状

  • 重度の筋緊張低下・発達遅滞(重症型)
  • 特徴的顔貌(広い額・眼距離増大)
  • てんかん
  • 網膜変性・聴力障害
  • 肝機能障害・黄疸
  • 骨点状石灰化

🔬原因・メカニズム

PEX1(最多)・PEX2・PEX3・PEX5・PEX6・PEX10・PEX12・PEX13・PEX14・PEX16・PEX19・PEX26等のPEX遺伝子変異による常染色体劣性遺伝。ペルオキシソームの生合成障害→超長鎖脂肪酸・フィタン酸・ピペコリン酸等の蓄積。

🩺診断方法

血漿超長鎖脂肪酸(VLCFA)高値。ピペコリン酸・フィタン酸高値(一部)。血漿プラスマローゲン低値。PEX遺伝子パネル検査。脳MRI(白質異常・脳回形成異常)。

💊治療法

根本治療なし。対症療法:栄養管理・てんかん治療・難聴への対応・視力補助。DHA補充(臨床試験)。

📈経過・予後

重症型(Zellweger症候群)は生後数ヶ月以内に死亡することが多い。中等症〜軽症型は成人まで生存するが神経・感覚障害が進行する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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