皮膚疾患指定難病 第162

天疱瘡

Pemphigus

概要

皮膚・粘膜のデスモグレインに対する自己抗体により水疱・びらんが生じる自己免疫性水疱症。尋常性天疱瘡(口腔粘膜病変が先行)と落葉状天疱瘡(体幹優位の浅い水疱)が主な型。

主な症状

  • 皮膚の弛緩性水疱・びらん(ニコルスキー現象陽性)
  • 口腔粘膜のびらん・疼痛(尋常性・口腔内病変が先行)
  • 体幹の浅い水疱・落屑(落葉状)
  • 感染症合併リスクの増加(皮膚バリア破綻)

🔬原因・メカニズム

抗デスモグレイン3抗体(口腔粘膜病変)・抗デスモグレイン1抗体(皮膚病変)の産生による表皮細胞間の接着破綻(棘融解)。

🩺診断方法

皮膚生検(組織病理:棘融解・表皮内水疱・直接蛍光抗体法:表皮細胞間へのIgG沈着)・血清自己抗体測定(ELISA)。

💊治療法

ステロイド(プレドニゾロン)が第一選択。リツキシマブ(抗CD20抗体:難治例・再発例に著効・日本でも承認)。免疫抑制薬(ミコフェノール酸・アザチオプリン)。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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