循環器疾患指定難病 第86号
肺動脈性肺高血圧症(PAH)
Pulmonary Arterial Hypertension
概要
肺動脈の閉塞・収縮により肺循環の抵抗が増大し、右心不全をきたす進行性疾患。若い女性に多く、早期診断・早期治療が予後改善に重要。
+主な症状
- 労作時呼吸困難(階段・坂道での息切れ)
- 易疲労感
- 動悸・失神
- 下肢浮腫(右心不全症状)
- 胸痛
🔬原因・メカニズム
特発性(孤発性・家族性:BMPR2遺伝子変異)・膠原病合併(強皮症等)・先天性心疾患合併・門脈圧亢進症合併・HIV感染合併など複数の病因がある。
🩺診断方法
右心カテーテル検査(平均肺動脈圧≥25mmHg・肺動脈楔入圧≤15mmHg)が診断確定に必須。心エコー(スクリーニング)・6分間歩行試験・心肺運動負荷試験・肺機能検査を組み合わせる。
💊治療法
肺血管拡張薬(プロスタサイクリン製剤・ERA・PDE5阻害薬・sGC刺激薬)の組み合わせ(combination therapy)。リオシグアト・マシテンタン・セレキシパグ等。根治は肺移植。
📈経過・予後
治療薬の進歩により5年生存率が大幅に改善。早期・積極的治療が重要。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報
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