希少遺伝疾患指定難病 第343

ヌーナン症候群

Noonan Syndrome

概要

RAS-MAPK経路遺伝子(PTPN11・SOS1・RAF1・RIT1等)変異による多発奇形症候群。先天性心疾患・低身長・翼状頸・特徴的顔貌・出血傾向・学習障害を特徴とする。RASopathiesの一つ。

主な症状

  • 特徴的顔貌(内眼角贅皮・眼間開離・低耳介・翼状頸)
  • 先天性心疾患(肺動脈弁狭窄・肥大型心筋症・ASD)
  • 低身長(成長ホルモン分泌不全も合併しうる)
  • 出血傾向(第XI因子欠乏・血小板機能異常)
  • 学習障害・発達遅滞(軽度)

🔬原因・メカニズム

PTPN11(約50%)・SOS1・RAF1・RIT1・KRAS・NRAS等のRAS-MAPKシグナル伝達経路遺伝子の機能獲得変異。多くは新生突然変異で、一部は常染色体優性遺伝。

🩺診断方法

臨床診断(van der Burgt基準)。遺伝子パネル検査(NGS)で原因遺伝子を同定。心エコー・凝固検査・成長評価・認知評価。

💊治療法

先天性心疾患の外科・カテーテル治療。成長ホルモン療法(低身長:日本で承認)。出血への対応(術前の凝固評価・新鮮凍結血漿)。発達支援・学習支援。

📈経過・予後

心疾患の重症度が最大の予後規定因子。多くが成人まで生存し、社会参加が可能。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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