代謝・遺伝疾患指定難病 第34

神経線維腫症1型(NF1)

Neurofibromatosis Type 1

概要

NF1遺伝子(ニューロフィブロミン)変異による常染色体優性遺伝疾患。カフェオレ斑・皮膚神経線維腫・腋窩・鼠径部そばかす・ライシュ結節・視神経膠腫・骨病変を特徴とする。出生3000人に1人と比較的頻度が高い。

主な症状

  • カフェオレ斑
  • 皮膚神経線維腫
  • 叢状神経線維腫
  • ライシュ結節(虹彩過誤腫)
  • 視神経膠腫
  • 学習障害
  • 骨異形成

🔬原因・メカニズム

NF1遺伝子(17q11.2)変異によるRas-GTPase活性化(ニューロフィブロミン機能喪失)。常染色体優性遺伝、約50%が新生変異。

🩺診断方法

NF1診断基準(カフェオレ斑6個以上・神経線維腫2個以上など)を満たすことで臨床診断。遺伝子検査で確定。

💊治療法

セルメチニブ(MEK阻害薬)が叢状神経線維腫に保険適用。視神経膠腫にはカルボプラチン+ビンクリスチン。

📈経過・予後

悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)への移行が最大の予後規定因子。定期的な画像モニタリングが重要。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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