神経・筋疾患

ネマリンミオパチー

Nemaline Myopathy

概要

骨格筋にネマリン小体(棹状体)が蓄積する先天性ミオパチー。NEB・ACTA1等の遺伝子変異が原因で、筋緊張低下・筋力低下・呼吸障害が生じる。重症度は多様で新生児致死型から軽症型まで。

主な症状

  • 筋緊張低下(出生時または乳児期)
  • 全身筋力低下(近位筋優位・顔面筋含む)
  • 呼吸筋障害(呼吸不全)
  • 嚥下困難・哺乳不良
  • 細長い顔・高口蓋・脊柱変形

🔬原因・メカニズム

NEB(ネブリン)・ACTA1(骨格筋アクチン)・TPM2・TPM3・TNNT1等の遺伝子変異によるサルコメア構成タンパクの異常。常染色体優性・劣性両者あり。

🩺診断方法

筋生検(Gomori trichrome染色でネマリン小体の確認)・遺伝子パネル検査(NGS)・筋電図(ミオパチーパターン)・呼吸機能検査。

💊治療法

根本治療なし。呼吸管理(NPPV・気管切開)・栄養管理(胃瘻)・リハビリテーション・装具療法。

📈経過・予後

重症型(新生児型)は呼吸障害で早期死亡が多い。軽症型は長期生存可能で歩行可能なことも多い。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...

詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。