神経・筋疾患指定難病 第116

筋強直性ジストロフィー

Myotonic Dystrophy

概要

DMPK遺伝子のCTGリピート異常伸長による最も頻度の高い成人発症型筋ジストロフィー。筋強直・筋萎縮に加えて多臓器合併症を伴い、表現予期(世代を経るごとに重症化)がみられる。

主な症状

  • 筋強直(ミオトニア:握った手を開きにくい・ドアノブが離せない)
  • 顔面・頸部・四肢遠位部の筋萎縮・筋力低下
  • 若年性白内障
  • 不整脈・心筋症(突然死リスク)
  • 糖尿病・甲状腺機能低下など内分泌異常
  • 過眠・認知機能障害・無気力

🔬原因・メカニズム

DMPK遺伝子3'UTRのCTGトリプレットリピート異常伸長(50回以上)。常染色体優性遺伝。反復数が多いほど重症で、世代を経るごとに反復数が増加(表現予期)。

🩺診断方法

遺伝子検査(CTGリピート数の測定)・筋電図(ミオトニー放電の確認)・各種臓器評価(心電図・眼科・内分泌)。

💊治療法

根治療法なし。ミオトニーにメキシレチン(Na⁺チャネル阻害)。不整脈管理(ペースメーカー・ICD)・呼吸管理が予後に関わる。定期的な多科フォローアップが必須。

📈経過・予後

心肺合併症により平均寿命が短縮。突然死予防のための心臓管理が重要。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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