神経・筋疾患指定難病 第11

重症筋無力症

Myasthenia Gravis

概要

神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体により、筋力低下と易疲労性が生じる自己免疫疾患。眼症状から始まることが多く、全身型に進展する場合もある。

主な症状

  • 眼瞼下垂・複視(眼症状)
  • 嚥下困難・構音障害
  • 四肢の筋力低下(夕方・疲労時に悪化)
  • 呼吸困難(クリーゼ:生命の危機)

🔬原因・メカニズム

抗AChR抗体(約80%)または抗MuSK抗体(約5〜10%)による神経筋接合部の障害。胸腺異常(胸腺腫・胸腺過形成)を合併することが多い。

🩺診断方法

抗体検査(抗AChR抗体・抗MuSK抗体)・テンシロンテスト(エドロフォニウム投与による症状改善確認)・筋電図(反復神経刺激試験)・CT/MRI(胸腺検索)。

💊治療法

コリンエステラーゼ阻害薬(ピリドスチグミン)・ステロイド・免疫抑制薬(タクロリムス・アザチオプリン)・胸腺摘除術・血液浄化療法(血漿交換・免疫吸着)。補体阻害薬(エクリズマブ・ラブリズマブ)・FcRn阻害薬も承認済み。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...

詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。