代謝疾患

ムコ多糖症

Mucopolysaccharidosis

概要

グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の分解に関わるライソゾーム酵素の欠損により、全身臓器に蓄積する疾患群の総称。複数の型(I〜IX型)があり、重症度・臨床像は型によって異なる。

主な症状

  • 特徴的な顔貌(粗野な顔つき・大頭)
  • 骨格異常・低身長(多発性骨形成不全)
  • 肝脾腫
  • 角膜混濁(視力障害)
  • 知的障害(型による:ハーラー病等は重度)
  • 心弁膜症・上気道閉塞・呼吸障害

🔬原因・メカニズム

各型で異なる酵素の遺伝子変異(I型:IDUA、II型:IDS等)。常染色体劣性遺伝(II型のみX染色体劣性)。

🩺診断方法

尿中グリコサミノグリカン測定(スクリーニング)・白血球での酵素活性測定・遺伝子検査。新生児スクリーニング(I型・II型:一部都道府県で実施)。

💊治療法

酵素補充療法(I型ラロニダーゼ・II型イデュルスルファーゼ・IVA型エロスルファーゼα・VI型ガルスルファーゼ・VII型ベストロニダーゼα)。造血幹細胞移植(I型:早期実施で神経症状進行抑制効果)。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...

詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。