神経・筋疾患指定難病 第17

多系統萎縮症

Multiple System Atrophy

概要

パーキンソン症状・小脳失調・自律神経障害が組み合わさって現れる神経変性疾患。α-シヌクレインが神経細胞に蓄積する。進行は比較的速い。

主な症状

  • パーキンソン症状(振戦・固縮・無動)
  • 小脳失調(歩行障害・構音障害)
  • 自律神経障害(起立性低血圧・排尿障害・発汗異常)
  • 睡眠時行動異常症(REM睡眠行動障害)

🔬原因・メカニズム

神経細胞内(主にオリゴデンドログリア)へのα-シヌクレイン凝集体(GCI)の蓄積が病態の中心。孤発性で遺伝子変異は同定されていない。

🩺診断方法

MRI(小脳・脳幹の萎縮・被殻後外側の異常信号)・自律神経機能検査・臨床症状の組み合わせ。確定診断は病理診断による。

💊治療法

根本的治療法なし。パーキンソン症状にレボドパ(効果が限定的)、起立性低血圧に昇圧薬、排尿障害に抗コリン薬、リハビリテーション。

📈経過・予後

発症後平均8〜10年で嚥下障害・呼吸障害が進行し生命予後に影響する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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