代謝・遺伝疾患
モルキオ症候群(ムコ多糖症IV型)
Morquio Syndrome (Mucopolysaccharidosis Type IV)
概要
ガラクトース-6-硫酸スルファターゼ(IV-A型)またはβ-ガラクトシダーゼ(IV-B型)欠乏により、ケラタン硫酸が全身に蓄積するムコ多糖症。骨格・関節病変が主体で知能は正常。
+主な症状
- 低身長(成人身長80〜120cm)
- 脊柱側弯・後弯
- 胸郭変形(鳩胸・漏斗胸)
- 環軸椎不安定症(頸髄圧迫リスク)
- 関節弛緩・関節痛
- 角膜混濁
- 難聴
- 歯エナメル質形成不全
🔬原因・メカニズム
GALNS遺伝子(IV-A型)またはGLB1遺伝子(IV-B型)変異。ケラタン硫酸およびコンドロイチン-6-硫酸の分解障害により骨・軟骨・角膜等に蓄積する。
🩺診断方法
尿中ケラタン硫酸測定(増加)。白血球/線維芽細胞での酵素活性測定。GALNS遺伝子検査。骨格X線検査(多発性骨異形成症・環軸椎不安定)。頸椎MRI(脊髄圧迫評価)。
💊治療法
酵素補充療法(エロスルファーゼアルファ:週1回静注)。環軸椎不安定:外科的固定術(脊髄麻痺予防に重要)。整形外科的管理(脊柱・関節)。補装具・リハビリテーション。
📈経過・予後
知能は正常。骨格変形の程度により機能障害が異なる。適切な管理で長期生存可能。頸髄圧迫が最大の生命リスク。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報
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