代謝・遺伝疾患指定難病 第258

メチルマロン酸血症

Methylmalonic Acidemia

概要

メチルマロニルCoAムターゼ(MUT)またはコバラミン代謝酵素の欠損による有機酸代謝異常症。プロピオン酸血症と並ぶ主要な有機酸血症で、腎障害・眼病変・代謝危機を来す。

主な症状

  • 新生児期の嘔吐・哺乳不良・意識障害
  • 代謝性アシドーシス・高アンモニア血症
  • 慢性腎障害(長期合併症)
  • 視神経障害(眼底病変)
  • 基底核病変(代謝危機後の神経障害)

🔬原因・メカニズム

MMUT遺伝子変異(MUTase欠損型:mut0・mut-)・MMAA・MMAB・MMADHC等のコバラミン代謝遺伝子変異。常染色体劣性遺伝。

🩺診断方法

新生児マススクリーニング(タンデムマス法:プロピオニルカルニチン高値)。血漿メチルマロン酸・尿有機酸分析・酵素活性・遺伝子検査・ビタミンB12反応試験。

💊治療法

タンパク制限食(イソロイシン・バリン・メチオニン・スレオニン制限)・L-カルニチン補充。ビタミンB12反応型(cbI型)には大量B12投与。急性期は透析・高カロリー輸液。肝移植または肝腎同時移植。

📈経過・予後

mut0型は予後不良。早期診断・治療と肝移植で腎障害の進行を抑制できる可能性がある。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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