代謝・遺伝疾患指定難病 第59号
多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)
Multiple Endocrine Neoplasia Type 2
概要
RET遺伝子変異による常染色体優性遺伝の腫瘍症候群。甲状腺髄様癌(MTC)を主徴とし、MEN2Aでは褐色細胞腫・原発性副甲状腺機能亢進症を、MEN2Bでは褐色細胞腫・神経節神経腫・マルファン様体型を合併する。
+主な症状
- 甲状腺髄様癌
- 褐色細胞腫
- 高血圧発作
- 原発性副甲状腺機能亢進症(MEN2A)
- 粘膜神経腫(MEN2B)
🔬原因・メカニズム
RET遺伝子変異(10q11.2)。常染色体優性遺伝。変異コドンにより病型と悪性度が異なる。
🩺診断方法
血清カルシトニン(MTC腫瘍マーカー)、カテコラミン・メタネフリン(褐色細胞腫)、画像検査、遺伝子検査。
💊治療法
予防的甲状腺全摘(遺伝子検査で診断後)。褐色細胞腫先行手術後に甲状腺手術。進行MTCにはバンデタニブ・カボザンチニブ。
📈経過・予後
MTC予後はリンパ節転移・遠隔転移の有無に依存。予防的手術で根治可能な例あり。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...
詳しい情報
難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。