代謝・遺伝疾患

多発性内分泌腫瘍症1型(MEN1)

Multiple Endocrine Neoplasia Type 1

概要

MEN1遺伝子(メニン)変異による常染色体優性遺伝の腫瘍症候群。副甲状腺腺腫(原発性副甲状腺機能亢進症)・膵内分泌腫瘍(ガストリノーマ・インスリノーマなど)・下垂体腺腫の三主徴を呈する。浸透率は90%以上。

主な症状

  • 高カルシウム血症
  • 消化性潰瘍(ゾリンジャー・エリソン症候群)
  • 低血糖(インスリノーマ)
  • 頭痛
  • 視野障害
  • 骨粗鬆症

🔬原因・メカニズム

MEN1遺伝子(11q13)の変異によるメニンタンパク機能喪失。腫瘍抑制遺伝子のヘテロ接合性喪失。

🩺診断方法

血清カルシウム・PTH・ガストリン・インスリン測定、画像検査(CT・MRI・ソマトスタチン受容体シンチ)、遺伝子検査。

💊治療法

副甲状腺手術・膵腫瘍切除・下垂体腺腫治療を組み合わせる。プロトンポンプ阻害薬(ガストリノーマ)。

📈経過・予後

定期的サーベイランスにより腫瘍を早期発見することで予後改善。膵腫瘍の悪性化が予後を左右する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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