神経・筋疾患

マシャド・ジョセフ病(脊髄小脳変性症3型)

Machado-Joseph Disease / SCA3

概要

ATXN3遺伝子のCAGリピート伸長による常染色体優性の脊髄小脳変性症。世界で最も頻度の高い遺伝性脊髄小脳変性症の一つ。小脳性運動失調・眼球運動障害・錐体外路症状・末梢神経障害を呈する。

主な症状

  • 小脳性運動失調(歩行・四肢・構音)
  • 眼球運動障害(眼振・核上性眼球運動障害)
  • 錐体外路症状(パーキンソニズム・ジストニア)
  • 末梢神経障害(感覚障害・腱反射低下)
  • 痙性麻痺(錐体路症状)
  • 嚥下障害・顔面ファシクレーション

🔬原因・メカニズム

ATXN3遺伝子のCAGリピート伸長(正常:12〜44回、発症:61回以上)。アタキシン-3タンパクのポリグルタミン伸長による神経毒性。常染色体優性遺伝、表現促進現象あり。

🩺診断方法

遺伝子検査(ATXN3 CAGリピート数)。MRI(脳幹・小脳萎縮)。神経伝導検査(末梢神経障害評価)。家族歴。

💊治療法

根本治療なし。対症療法:運動失調(リハビリ・バクロフェン)、パーキンソニズム(レボドパ)、痙縮(バクロフェン)、嚥下障害管理。

📈経過・予後

緩徐進行性。発症から15〜20年で重篤な運動障害を来す。呼吸障害・誤嚥が予後を左右する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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