血液疾患指定難病 第67

ランゲルハンス細胞組織球症

Langerhans Cell Histiocytosis

概要

CD1a・CD207(ランゲリン)陽性の組織球様細胞が臓器に浸潤・増殖する腫瘍性疾患。BRAF V600E変異が約60%に認められる。骨・皮膚・リンパ節・下垂体・肺・肝臓など多臓器に病変を形成する。単病巣(好発:骨好酸球性肉芽腫)から多臓器重症型まで幅広い。

主な症状

  • 骨痛・骨折
  • 皮膚発疹(脂漏性湿疹様)
  • 尿崩症(下垂体浸潤)
  • 肝機能障害
  • 呼吸障害(肺型)
  • リンパ節腫脹

🔬原因・メカニズム

BRAF V600E変異(約60%)、MAP2K1変異(約10〜15%)などMAPK経路の体細胞変異。クローン性疾患。

🩺診断方法

生検(CD1a・CD207陽性・電顕でビルベック顆粒)、全身評価(FDG-PET/CT)、BRAF変異検索。

💊治療法

単病巣骨病変はキュレタージ・局所ステロイド注射。多臓器型にはビンブラスチン+プレドニゾロン。BRAF変異陽性にはベムラフェニブ。

📈経過・予後

単病巣型は予後良好。肝・脾・骨髄浸潤を伴うリスク臓器型は予後不良。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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