呼吸器疾患指定難病 第189

リンパ脈管筋腫症(LAM)

Lymphangioleiomyomatosis

概要

主に若い女性に発症するmTOR経路の異常活性化による嚢胞性肺疾患。TSC1/TSC2遺伝子変異(結節性硬化症関連)または体細胞TSC2変異(孤発性)による。

主な症状

  • 進行性息切れ・労作時呼吸困難
  • 自然気胸(反復しやすい)
  • 乳び胸水・乳び腹水
  • 腎血管筋脂肪腫(AML:多発・両側)
  • 腹部リンパ節腫大

🔬原因・メカニズム

TSC1/TSC2遺伝子変異によるmTOR(哺乳類ラパマイシン標的タンパク)経路の過活性化。LAM細胞が肺・リンパ節・腎臓等に浸潤・増殖する。女性ホルモン(エストロゲン)依存性がある。

🩺診断方法

HRCT(両側びまん性薄壁嚢胞)・血清VEGF-D高値・腎AML確認・組織生検(HMB45陽性LAM細胞)。

💊治療法

シロリムス(エベロリムス):mTOR阻害薬が肺機能低下抑制・リンパ系病変縮小に有効。気胸には胸膜癒着術。重症肺機能低下例には肺移植。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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