消化器疾患

腸管アミロイドーシス

Intestinal Amyloidosis

概要

アミロイド線維が消化管壁に沈着し、蠕動障害・吸収不良・出血・穿孔などをきたす疾患。全身性AL型(形質細胞異常症関連)・AA型(慢性炎症関連)・遺伝性TTR型などが腸管に波及する。下痢・便秘の交互発現・体重減少が特徴的。

主な症状

  • 下痢・便秘交互
  • 腹痛
  • 吸収不良
  • 消化管出血
  • 体重減少
  • 低栄養
  • 腸閉塞(重症)

🔬原因・メカニズム

免疫グロブリン軽鎖(AL型)・SAA蛋白(AA型)・トランスサイレチン(TTR型)などのアミロイド線維蓄積。

🩺診断方法

消化管生検(コンゴーレッド染色・偏光顕微鏡でリンゴグリーン複屈折)、アミロイド型別同定、全身評価。

💊治療法

基礎疾患治療が主体。AL型:ボルテゾミブ等の形質細胞療法。AA型:基礎炎症疾患治療。TTR型:タファミジス・patisiran(siRNA)。

📈経過・予後

腸管病変は基礎疾患の治療で進行抑制が期待できるが、既存の沈着は消退しにくい。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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