骨・関節疾患
低ホスファターゼ症
Hypophosphatasia
概要
組織非特異的アルカリホスファターゼ(TNSALP)の遺伝子変異により骨・歯の石灰化障害をきたす代謝性骨疾患。重症度は周産期致死型から無症候型まで多様。
+主な症状
- 骨軟化症・疲労骨折(成人型:特に足のMTP骨折)
- 乳歯の早期脱落(6歳未満:歯根吸収なしに脱落)
- くる病様変化(小児型:骨変形・疼痛)
- 筋力低下・筋肉痛(ピリドキシン代謝異常)
- 重症乳幼児型:呼吸障害・ビタミンB6反応性痙攣・頭蓋早期癒合
🔬原因・メカニズム
ALPL遺伝子変異による組織非特異的アルカリホスファターゼ活性低下。常染色体優性遺伝(軽症型)または劣性遺伝(重症型)。
🩺診断方法
血清ALP低値(年齢・性別正常値を参照)・尿中ホスホエタノールアミン増加・ビタミンB6(PLP)上昇・遺伝子検査。
💊治療法
アスホターゼアルファ(組換えTNSALP・酵素補充療法)が承認。重症乳幼児型・小児型・成人型に使用可能。骨折予防・リハビリ。ビスホスホネートは禁忌(アルカリホスファターゼ活性をさらに低下させる)。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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