血液疾患

ヘアリー細胞白血病

Hairy Cell Leukemia

概要

毛様突起(ヘアリープロジェクション)を持つB細胞が骨髄・脾臓・末梢血に浸潤する稀な慢性B細胞性白血病。BRAF V600E変異が病因。汎血球減少・脾腫・易感染性を特徴とし、男性に多く、中高年に好発する。進行は緩徐だが未治療では重篤な感染症で死亡しうる。

主な症状

  • 汎血球減少(貧血・好中球減少・血小板減少)
  • 脾腫(巨大脾腫)
  • 易感染性(非定型菌感染)
  • 倦怠感・体重減少
  • 単球減少(特徴的)

🔬原因・メカニズム

BRAF V600E変異がほぼ全例で認められる。発症要因は不明。

🩺診断方法

末梢血・骨髄塗抹(ヘアリー細胞)、フローサイトメトリー(CD11c/CD25/CD103/CD123陽性)、BRAF V600E変異検出。

💊治療法

クラドリビン(2-CdA)またはペントスタチンが第一選択で90%以上で完全寛解。再発にはBRAF阻害薬(ベムラフェニブ)。

📈経過・予後

化学療法への反応性が高く、長期寛解が得られる症例が多い。通常の生命予後に近い。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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