眼科疾患指定難病 第311

回旋状脈絡膜萎縮

Gyrate Atrophy of Choroid and Retina

概要

OAT(オルニチンアミノトランスフェラーゼ)遺伝子変異による高オルニチン血症を伴う脈絡膜・網膜の進行性萎縮疾患。近視・夜盲・視野狭窄から始まり中心視力が低下する。アルギニン制限食・ビタミンB6で進行抑制が期待できる。

主な症状

  • 夜盲(暗所での視力低下:10代から)
  • 進行性視野狭窄(求心性)
  • 高度近視
  • 後嚢下白内障
  • 黄斑変性による中心視力低下(進行期)

🔬原因・メカニズム

OAT遺伝子変異によるオルニチンアミノトランスフェラーゼ欠損。血漿オルニチン著明高値(正常の10〜20倍)となりRPE・光受容体が障害される。常染色体劣性遺伝。

🩺診断方法

血漿アミノ酸分析(オルニチン著明高値)・眼底検査(境界明瞭な地図状脈絡膜萎縮)・ERG(錐体・桿体機能低下)・OAT遺伝子検査。

💊治療法

アルギニン制限食(オルニチン前駆体を減少)・ピリドキシン(ビタミンB6)反応型に大量B6投与。クレアチン補充(筋症状のある例)。定期的な眼科経過観察。

📈経過・予後

アルギニン制限食の厳格な継続で脈絡膜萎縮の進行を抑制できる。視力予後は管理の良否に依存する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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