代謝・遺伝疾患

GM2ガングリオシドーシス(テイ・サックス病)

GM2 Gangliosidosis / Tay-Sachs Disease

概要

ヘキソサミニダーゼA欠損によりGM2ガングリオシドが神経系に蓄積するライソゾーム病。乳児型(テイ・サックス病)は急速な神経退行を示し、慢性型は成人まで生存することもある。

主な症状

  • 精神運動発達退行(乳児型では4〜6か月から)
  • チェリーレッドスポット(眼底)
  • 驚愕反応亢進
  • 視力低下・失明
  • 痙攣発作
  • 筋緊張低下から痙性麻痺へ

🔬原因・メカニズム

HEXA遺伝子(ヘキソサミニダーゼαサブユニットをコード)の両アレル性病的バリアントによる。常染色体劣性遺伝。アシュケナージ系ユダヤ人に高頻度。

🩺診断方法

血清・白血球でのヘキソサミニダーゼA活性測定(著明低下)・HEXA遺伝子検査・MRI(大脳白質変化・視床高信号)・眼底検査。

💊治療法

承認された根本的治療法はなく、対症療法が中心。遺伝子治療・基質合成阻害療法(ミグルスタット等)が研究段階。症状緩和・栄養管理・緩和ケア。

📈経過・予後

乳児型は急速に進行し、通常4〜5歳までに死亡。青年型・成人型は比較的緩徐だが神経障害は不可逆的に進行する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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