代謝・遺伝疾患指定難病 第141

グルコーストランスポーター1欠損症(GLUT1欠損症)

Glucose Transporter Type 1 Deficiency Syndrome

概要

SLC2A1遺伝子変異によりGLUT1タンパク質の機能が障害され、脳へのグルコース輸送が低下する神経代謝疾患。難治性てんかん・発達遅滞・運動障害を呈し、ケトン食療法が有効な数少ない疾患。

主な症状

  • 乳幼児期発症の難治性てんかん
  • 知的障害・発達遅滞
  • 運動失調・ジストニア・痙性
  • 小頭症
  • 空腹・運動・発熱で悪化する症状
  • 脳脊髄液グルコース低値

🔬原因・メカニズム

SLC2A1遺伝子(GLUT1をコード)の病的バリアント(多くはde novo、一部常染色体優性遺伝)。GLUT1機能低下により脳へのグルコース供給が障害される。

🩺診断方法

脳脊髄液グルコース低値(血糖比0.6未満)・脳脊髄液乳酸正常〜低値・SLC2A1遺伝子検査・赤血球GLUT1機能評価。

💊治療法

ケトン食療法(古典的ケトン食・MCT食・修正アトキンス食)が第一選択で発作・運動症状に著効。抗てんかん薬は補助的。ケトン食は早期開始が重要。

📈経過・予後

ケトン食療法開始により発作・運動症状の改善が期待できる。認知機能への効果は限定的。成人でも継続が必要な場合がある。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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