眼科疾患

フックス角膜内皮ジストロフィ

Fuchs Endothelial Corneal Dystrophy

概要

角膜内皮細胞の進行性減少と異常なデスメ膜(滴状突起:グッタータ形成)による両側性角膜混濁・浮腫を来す遺伝性角膜ジストロフィ。女性に多く、中年以降に発症・進行する。角膜浮腫による視力低下・眩光・霧視が主症状で、進行すると角膜移植が必要となる。

主な症状

  • 朝起き時に悪化する霧視(角膜浮腫)
  • 眩光・グレア
  • 進行性視力低下
  • 疼痛(水疱性角膜症合併時)

🔬原因・メカニズム

TCF4遺伝子の三塩基リピート伸長(最多)・SLC4A11・LOXHD1など複数遺伝子の変異。常染色体優性遺伝が多い。

🩺診断方法

細隙灯顕微鏡(グッタータ・角膜浮腫)、鏡面反射型顕微鏡(角膜内皮細胞密度減少)、角膜光干渉断層計。

💊治療法

早期:高張食塩水点眼・ドライヤーによる角膜乾燥。進行例:角膜移植(DSAEK・DMAEKが主流)。

📈経過・予後

適切な角膜移植で視力が大幅に回復する。ただし内皮細胞数は年齢とともに自然減少するため、長期フォローが必要。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。