神経・筋疾患指定難病 第9号
フリードライヒ失調症
Friedreich Ataxia
概要
FXN遺伝子変異によるGAA三塩基反復拡大が原因の常染色体劣性遺伝性脊髄小脳失調症。若年発症(通常10〜15歳)で進行性。心筋症・糖尿病を合併することが多い。
+主な症状
- 進行性の四肢・体幹失調(歩行障害・ふらつき)
- 深部感覚障害(位置覚・振動覚の低下)
- 腱反射消失(特に下肢)
- 心筋症(肥大型・心不全の原因となる)
- 糖尿病合併(30〜40%)
- 側弯症・開張足(骨格変形)
🔬原因・メカニズム
FXN遺伝子イントロン1のGAAトリプレットリピート異常伸長(66回以上)によるフラタキシンタンパク質の減少。フラタキシンはミトコンドリア鉄代謝に関わる。常染色体劣性遺伝。
🩺診断方法
臨床症状・遺伝子検査(GAA反復数の確認)・神経伝導検査(感覚神経障害)・心臓エコー(心筋症評価)・脊髄MRI。
💊治療法
根治療法なし。オマベロキソロン(Nrf2活性化薬・欧米で承認・日本での状況要確認)。リハビリテーション・心疾患管理(β遮断薬・ACE阻害薬)・糖尿病管理・装具療法。
📈経過・予後
発症後10〜15年で車椅子使用となることが多い。心筋症が主な死因のひとつ。平均寿命は40〜50代。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...
詳しい情報
難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。