免疫・膠原病指定難病 第266号
家族性地中海熱
Familial Mediterranean Fever
概要
MEFV遺伝子変異によるピリン(マレノストリン)機能異常でIL-1βが過剰産生される自己炎症疾患。発熱・漿膜炎の発作を繰り返し、無治療では続発性AAアミロイドーシスをきたす。
+主な症状
- 繰り返す発熱(12〜72時間・自然軽快)
- 腹膜炎(腹痛・腹部緊張)
- 胸膜炎(胸痛・呼吸困難)
- 関節炎(膝・足首等の大関節)
- 丹毒様皮疹(下腿)
🔬原因・メカニズム
MEFV遺伝子変異(M694V等)によるピリンタンパク機能異常。インフラマソーム過活性化によりIL-1βが過剰産生される。地中海沿岸民族(アシュケナジユダヤ人・アルメニア人・トルコ人・アラブ人)に多い。
🩺診断方法
遺伝子検査(MEFV遺伝子変異)・臨床基準(繰り返す発熱発作+漿膜炎)・コルヒチン治療反応性。
💊治療法
コルヒチン(発作予防・AAアミロイドーシス予防の標準治療)。コルヒチン抵抗例・不耐例にはIL-1阻害薬(アナキンラ・カナキヌマブ)。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...
詳しい情報
難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。