心・血管疾患
家族性心房細動
Familial Atrial Fibrillation
概要
遺伝的素因によって若年から発症する心房細動。KCNQ1・SCN5A・KCNE2等のイオンチャネル遺伝子変異が原因で、通常の後天性心房細動と異なり若年・無基礎疾患で発症し、脳卒中・心不全リスクを伴う。
+主な症状
- 動悸・心拍不整
- 若年発症の心房細動(40歳以前)
- めまい・失神
- 呼吸困難・胸部不快感
- 脳卒中(心原性塞栓症)
🔬原因・メカニズム
KCNQ1・KCNE2・KCNJ2・SCN5A・SCN1B・NPPA・GJA5・PITX2等のイオンチャネル・ギャップ結合・転写因子遺伝子の病的バリアント。常染色体優性遺伝が多い。
🩺診断方法
心電図(心房細動の確認)・若年発症(<40歳)・家族歴・遺伝子検査(イオンチャネル遺伝子パネル)・心エコー(器質的心疾患の除外)・ホルター心電図。
💊治療法
抗凝固療法(脳卒中予防)・心拍数/リズムコントロール(抗不整脈薬・カテーテルアブレーション)。遺伝子型に応じた薬剤選択(一部は特定の薬剤が禁忌)。
📈経過・予後
適切な治療でQOLを維持できる。脳卒中・心不全の予防が重要。カテーテルアブレーションで洞調律を維持できる場合もある。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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