神経・筋疾患

ファブリー病(神経型)

Fabry Disease (Neurological Type)

概要

α-ガラクトシダーゼA欠損によるライソゾーム蓄積症。神経型では四肢末梢の灼熱痛(ファブリー疼痛)・脳卒中が先行することがある。X連鎖性遺伝で男性に重症、女性保因者も症状を呈する。

主な症状

  • 四肢末梢の灼熱痛・刺痛(アクロパレスチジア)
  • 発汗低下(無汗症)
  • 角膜混濁(ボルティセラ角膜)
  • 若年性脳卒中・TIA
  • 腎障害・心肥大(臓器蓄積による)

🔬原因・メカニズム

GLA遺伝子変異によるα-ガラクトシダーゼA(α-Gal A)欠損。グロボトリアオシルセラミド(Gb3)が神経・血管・腎・心に蓄積し障害を引き起こす。X連鎖劣性遺伝。

🩺診断方法

α-Gal A酵素活性(白血球・血漿:男性で低下)・血漿Gb3・リゾ-Gb3・GLA遺伝子検査(女性は酵素活性正常でも変異で診断)。

💊治療法

酵素補充療法(アガルシダーゼα・アガルシダーゼβ:2週毎静注)。シャペロン療法(ミガラスタット:特定変異に経口投与)。疼痛管理(カルバマゼピン・ガバペンチン)。

📈経過・予後

酵素補充療法の早期開始で臓器障害の進行を抑制できる。脳卒中・腎不全・心筋症が生命予後に影響する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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