免疫・自己免疫疾患

エバンス症候群

Evans Syndrome

概要

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)と免疫性血小板減少症(ITP)が同時または逐次的に合併する自己免疫疾患。稀に自己免疫性好中球減少症も伴う。基礎疾患(SLE・CLL・原発性免疫不全症)に伴う二次性と原発性がある。難治性で再発を繰り返しやすい。

主な症状

  • 溶血性貧血
  • 黄疸
  • 血小板減少
  • 出血傾向
  • 脾腫
  • 疲労感

🔬原因・メカニズム

赤血球・血小板に対する自己抗体産生。調節性T細胞の機能異常が関与する。約50%に基礎疾患あり。

🩺診断方法

直接クームス試験陽性・網状赤血球増加・血小板減少の組合せ。基礎疾患検索(骨髄検査・免疫検査・リンパ節生検)。

💊治療法

ステロイド療法、リツキシマブ、IVIG、免疫抑制薬(ミコフェノール酸・アザチオプリン)。難治例に脾摘。

📈経過・予後

再発・寛解を繰り返す慢性経過が多い。基礎疾患の治療が予後に影響する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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