血液疾患
本態性血小板血症(ET)
Essential Thrombocythemia
概要
骨髄増殖性腫瘍の一型。著明な血小板増加を特徴とし、血栓症と出血リスクを併せ持つ。多くは緩徐に経過するが、骨髄線維症や急性白血病への移行リスクがある。
+主な症状
- 血小板増加(通常>450×10⁹/L)
- 血栓症(脳梗塞・TIA・深部静脈血栓症)
- 出血症状(鼻出血・消化管出血:極高値血小板時)
- 頭痛・四肢末端の灼熱感・発赤(肢端紅痛症)
- 脾腫
🔬原因・メカニズム
JAK2 V617F変異(60%)・CALR変異(25%)・MPL変異(4%)等のドライバー変異による巨核球系の自律的増殖。
🩺診断方法
WHO 2022基準。持続的血小板増加(>450×10⁹/L)+骨髄生検(巨核球増殖・大型巨核球)+原因除外(反応性血小板増加の除外)。
💊治療法
低リスク:経過観察・低用量アスピリン(血栓予防)。高リスク:ヒドロキシウレア・アナグレリド・インターフェロン(若年・妊娠希望例)。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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