神経・筋疾患指定難病 第145

ドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)

Dravet Syndrome

概要

生後1年以内に発症する難治性てんかんで、SCN1A遺伝子変異が主な原因。発熱に誘発される重篤な痙攣発作から始まり、多彩な発作型・知的障害・自閉的傾向を呈する。

主な症状

  • 発熱誘発性の長時間痙攣発作(乳児期)
  • 多彩な発作型(ミオクロニー・欠神・焦点性)
  • 知的発達障害・言語発達遅滞
  • 歩行障害(しゃがみ歩き)
  • 自律神経症状

🔬原因・メカニズム

約80%でSCN1A遺伝子(ナトリウムチャネルNav1.1をコード)の病的バリアントが同定される。ナトリウムチャネルの機能喪失により抑制性介在ニューロンの活動が低下し、過剰興奮が生じる。

🩺診断方法

臨床経過・発作の特徴・SCN1A遺伝子検査・脳波検査(多棘徐波・光過敏性)により診断。乳児期は発熱誘発性発作が診断の鍵となる。

💊治療法

バルプロ酸・クロバザムが第一選択。フェンフルラミン・スチリペントールが難治例に使用。カルバマゼピン・ラモトリギン等のナトリウムチャネル遮断薬は禁忌。

📈経過・予後

発作は難治性で生涯続くことが多い。知的障害・運動障害が残存する。SUDEP(てんかんに関連した突然死)のリスクがある。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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