眼科疾患

先天性停止性夜盲症(CSNB)

Congenital Stationary Night Blindness

概要

夜間視力低下(夜盲)を呈するが進行しない先天性網膜疾患群。網膜の光受容体(桿体・錐体)からの信号伝達障害が原因で、進行性の視野障害はない。近視・眼振・斜視を合併することが多い。

主な症状

  • 夜盲(暗所での視力低下)
  • 高度近視(多くの型で)
  • 眼振
  • 斜視
  • 昼間視力は比較的保たれる

🔬原因・メカニズム

X連鎖型(CACNA1F・NYX遺伝子変異)・常染色体劣性型(CABP4・TRPM1・GPR179・LRIT3等)・常染色体優性型(GNAT1・CACNA1S等)など多数の遺伝子型が存在する。光信号から双極細胞への伝達経路の障害。

🩺診断方法

網膜電図(ERG):桿体反応の特徴的パターン(完全型・不完全型)。眼底検査(正常または軽微な変化)。遺伝子パネル検査。

💊治療法

根本治療なし。眼鏡・コンタクトレンズ(屈折矯正)。弱視治療(眼帯・プリズム)。暗所での補助具。

📈経過・予後

視力は安定しており、進行性の変性はない。近視・眼振による視力障害が主な機能的問題。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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