眼科疾患

先天性緑内障

Congenital Glaucoma

概要

出生時または生後間もなく発症する房水流出路(隅角)の発達異常による眼圧上昇。角膜混濁・牛眼(眼球拡大)・視神経障害を来し、早期外科治療が行われなければ不可逆的な失明に至る。

主な症状

  • 眼球拡大(牛眼:Buphthalmos)
  • 角膜混濁・浮腫
  • 羞明(光過敏)・流涙
  • 眼圧上昇
  • 視神経障害(視野欠損)

🔬原因・メカニズム

CYP1B1遺伝子変異(常染色体劣性:原発性先天性緑内障の最多原因)・LTBP2等。隅角(前隅角)の発達不全による房水流出抵抗増大。一部は他の先天異常症候群に合併(Axenfeld-Rieger症候群等)。

🩺診断方法

全身麻酔下眼科診察(眼圧測定・角膜径・隅角鏡)。眼底(視神経乳頭)評価。CYP1B1遺伝子検査。

💊治療法

外科治療が第一選択:隅角切開術(goniotomy)または線維柱帯切開術(trabeculotomy)。薬物療法(点眼:補助的)。繰り返し手術が必要なことがある。

📈経過・予後

早期外科治療で眼圧コントロール可能な例は視力を保つことができる。治療遅延・難治例では視機能障害が残遺する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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