血液疾患
先天性赤血球形成異常性貧血(CDA)
Congenital Dyserythropoietic Anemia
概要
骨髄での赤血球形成(赤血球造血)の異常により慢性溶血性貧血と無効造血を来す先天性貧血群。I型(CDAN1変異)、II型(SEC23B変異)、III型(KIF23変異)に分類され、それぞれ特徴的な形態異常を呈する。
+主な症状
- 慢性溶血性貧血(黄疸・脾腫)
- 輸血依存性貧血(重症型)
- 鉄過剰症(繰り返す輸血・溶血による)
- 胆石症
- 脾腫
- 骨格異常(I型:多指症等を合併する例あり)
🔬原因・メカニズム
CDA I型:CDAN1(コダノシン)またはC15orf41変異。II型:SEC23B変異(最多)。III型:KIF23変異(常染色体優性)。赤芽球の異常な核形態・細胞間橋形成・多核赤芽球が特徴。
🩺診断方法
末梢血(多形性赤血球)。骨髄像(異常赤芽球:細胞間橋・多核・核間橋)。電子顕微鏡。ハムテスト(II型陽性)。遺伝子検査。
💊治療法
輸血(重症例)。鉄キレート療法(鉄過剰対策)。脾摘(溶血軽減)。造血幹細胞移植(重症I・III型)。インターフェロンα(I型に有効な場合)。
📈経過・予後
型・重症度により大きく異なる。適切な管理で長期生存可能。鉄過剰による臓器障害が長期的問題。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報
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