呼吸器疾患指定難病 第126

先天性中枢性肺胞低換気症候群(オンディーヌの呪い)

Congenital Central Hypoventilation Syndrome

概要

PHOX2B遺伝子変異による自律性呼吸調節の障害。睡眠中(特に非REM睡眠)に自発呼吸が著減・停止し、高CO2・低酸素血症を来す。自律神経系の広範な障害(Hirschsprung病・神経芽腫等)を合併することがある。

主な症状

  • 睡眠中の呼吸停止・低換気
  • 覚醒時呼吸は正常または軽度障害
  • チアノーゼ・無呼吸(新生児期から)
  • 自律神経障害(発汗異常・瞳孔反応異常)
  • Hirschsprung病合併(約20%)
  • 神経芽腫・神経節神経腫(一部)

🔬原因・メカニズム

PHOX2B遺伝子のポリアラニンリピート伸長変異(約90%:正常20/20→20/25〜20/33等)または点変異。常染色体優性遺伝(新生変異が多い)。PHOX2Bは自律神経系の発達に必須の転写因子。

🩺診断方法

睡眠ポリグラフ検査(低換気の証明)。PHOX2B遺伝子検査(確定)。Hirschsprung病・神経芽腫のスクリーニング。

💊治療法

生涯にわたる換気補助が必須。睡眠時陽圧換気(NIPPV)・気管切開人工換気。横隔神経ペースメーカー(一部症例)。

📈経過・予後

適切な換気補助で生存・成長が可能。知的発達は換気管理の質に依存する。リピート長が長いほど重篤(覚醒時も換気補助が必要)。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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