免疫・アレルギー疾患
慢性肉芽腫症
Chronic Granulomatous Disease
概要
食細胞(好中球・マクロファージ)のNADPHオキシダーゼ機能欠損により活性酸素産生が障害される原発性免疫不全症。特定の細菌・真菌(カタラーゼ陽性菌)への易感染性と肉芽腫形成が特徴。
+主な症状
- 反復性・重症感染症(アスペルギルス・スタフィロコッカス・ノカルジア等)
- 肺炎・リンパ節炎・肝膿瘍・骨髄炎
- 各臓器の肉芽腫形成(消化管・膀胱:閉塞症状)
- BCGitis(BCGワクチン関連:播種性)
- 炎症性腸疾患様症状
🔬原因・メカニズム
CYBB遺伝子変異(X連鎖型:gp91phox欠損、約70%)・CYBA・NCF1・NCF2・NCF4遺伝子変異(常染色体劣性型)によるNADPHオキシダーゼ機能不全。
🩺診断方法
DHR(ジヒドロローダミン)フローサイトメトリー・NBTテスト(好中球のオキシダーゼ活性)・遺伝子検査。
💊治療法
予防的抗菌薬(トリメトプリム-スルファメトキサゾール)・抗真菌薬(イトラコナゾール)・IFN-γ投与。感染時には積極的な抗菌・抗真菌療法・外科的ドレナージ。同種造血幹細胞移植が根治療法。
📈経過・予後
適切な予防療法で感染合併症を軽減できる。造血幹細胞移植後の長期生存率は改善している。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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