神経・筋疾患

脳腱黄色腫症

Cerebrotendinous Xanthomatosis

概要

CYP27A1遺伝子変異による胆汁酸合成障害で、コレスタノールが神経・腱・水晶体に蓄積する遺伝性脂質代謝異常症。若年から白内障・腱黄色腫が現れ、成人期に進行性神経症状を呈する。

主な症状

  • 腱黄色腫(アキレス腱・伸筋腱)
  • 若年性白内障
  • 小脳失調
  • 痙性対麻痺
  • 認知機能低下・精神症状
  • 慢性下痢(小児期)

🔬原因・メカニズム

CYP27A1遺伝子(ステロール27-水酸化酵素をコード)の両アレル性病的バリアントにより、胆汁酸合成が障害されコレスタノールが全身に蓄積する。常染色体劣性遺伝。

🩺診断方法

血清・尿中コレスタノール上昇、血中ケノデオキシコール酸低下。CYP27A1遺伝子検査。MRI(小脳・大脳白質変化)・腱超音波・眼科検査。

💊治療法

ケノデオキシコール酸(CDCA)補充療法が基本治療でコレスタノール蓄積を抑制。スタチン系薬との併用も有効。早期治療開始が神経障害の予防に重要。

📈経過・予後

早期診断・早期治療開始により神経症状の進行を抑制できる。未治療の場合は成人期に重篤な神経障害が進行する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

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