皮膚疾患指定難病 第163

類天疱瘡

Bullous Pemphigoid

概要

基底膜帯のBP180/BP230に対する自己抗体により緊満性水疱を形成する自己免疫性水疱症。高齢者に多く、掻痒感が強い。神経疾患(脳梗塞・パーキンソン病・認知症)との合併が注目されている。

主な症状

  • 全身の緊満性水疱・紅斑
  • 強い掻痒感(水疱出現前から存在することが多い)
  • 口腔粘膜病変は少ない(天疱瘡と異なる)
  • 高齢者に多い(70〜80歳代)
  • ニコルスキー現象陰性(天疱瘡との鑑別点)

🔬原因・メカニズム

抗BP180(XVII型コラーゲン・NC16Aドメイン)抗体および抗BP230(ジスプラキン)抗体による表皮下水疱形成。

🩺診断方法

皮膚生検(表皮下水疱・好酸球浸潤)・直接蛍光抗体法(基底膜帯へのIgG/C3線状沈着)・血清抗BP180抗体ELISA(活動性の指標)。

💊治療法

ステロイド(外用・内服)。重症例・高齢者でのステロイド副作用軽減のためリツキシマブ・デュピルマブが検討される。難治性掻痒にオマリズマブ。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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